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障害者の日とは

国連は、1981年の国際障害者年を記念し、長期間にわたって障害者問題についての認識を深め、その解決の方向等を考えるために、各国において「障害者の日」を制定するようにすすめています。
日本では、国連のこの決議の主旨に沿って、1981年12月9日、東京の日本武道館で開催された国際障害者年中央記念集会において、国際障害者年の決議の基本である「障害者の権利宣言」の日(12月9日)が最も適当な日であるとして、この日を「障害者の日」とすることを宣言しました。
その後、毎年12月9日には、全国各地でさまざまな行事が開かれ、障害のある人の表彰やキャンペーン活動が行われてきました。
そして、1993年12月3日には、23年ぶりに「心身障害者対策基本法」が標題も含め全面改正され「障害者基本法」として公布されましたが、この中で、12月9日を「障害者の日」にすることが法律として位置づけられました。

 

 

 

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